雨漏り / ふきかえ / 修理
屋根の専門店
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屋根は①屋根材②防水紙③下地板の層になっていることが多いです。
シンプルな形の屋根の事例をご紹介します。屋根交換の際イメージとしてご覧ください。
屋根材を剥がしている写真です。
既存の屋根材はホームページの様な形をしています。色が違うのは塗り替え工事をした跡です。
右側を先に剥がしているのですが、黒いのが防水紙です。
水の侵入はこの紙で止められている様なものです。
古くなった防水紙を剥がしています。
現在はこの下地板には合板を使用していますが、このように杉板をはることもあります。
経年で杉板が収縮し、板間に隙間が発生します。
新しい合板下地材を杉板の上に施工し強度をあげます。
この上に桟を流してさらに合板を取り付ける工法もあります。
屋根においてもこの通気工法が主流になってきます。
防水紙を貼っています。
この紙が雨水を止めています。ここまで進むと、工事中に雨が降ってきて大丈夫です。
新しい屋根材を貼っていきます。
屋根の角や端になる部分は鋼板製の部品を取り付けます。
出来上がり!
一度交換すれば、8~10年ほどの耐久性があります。塗装などでメンテナンスをすれば寿命は長くなります。
築30年の日本瓦+桟葺き屋根(棟違い)現場です。
一見何の問題もないように見えますが、経年劣化の影響を受けています。
30数年前の下葺き材は今と材質も違います。
全面に亀裂が入っていそうです。
棟違いの反対側は桟葺き。ここは塗装工事で乗り切ります。
瓦降ろしから工事開始。
瓦の頂点はこのように土(泥)と銅線で固定されています。
のし瓦(屋根の頂点にある平べったい瓦)です。
平瓦とのし瓦(平べったい瓦)の間に隙間ができ、土のままだと風雨で流れ落ちるため、それを防ぐため漆喰を使用します。
現在はこの漆喰と固定する土が一体になったものなどがあります。
破風板、ケタの腐食が進んでいました。
交換必須なのは屋根面を構成する野地板、破風。
ケタの不食は屋根の流れ方向を詰めることで工事しました。
瓦の下葺きは予想通り全面にわたっていました。
お客様は雨漏りはしていないとおっしゃっていましたが、屋根裏で運よく止まっていました。
ここからが、下地作り(不陸調整)です。
軽量な平板瓦(カラーベスト)は屋根面の不陸(凸凹)の許容範囲が屋根垂木間で3ミリ以内となっています。
不陸調整を終え、12ミリの合板を施工していきます。
ここまでくると一安心です。
ちなみに屋根をおろして工事が日をまたぐときは厳重に養生をします。
念には念を入れお客様の大切なすまいとくらしを守ります。
一方、桟葺き屋根は塗装工事(下塗り)に入ります
カラーベストは基材で、金属屋根は塗膜で防水性能を保っています。
金属屋根の塗装工事はしっかりとした工事店をお選びください。
こんな狭い隙間もキッチリ施工します。
カラーベスト工事も完成しました。
棟頂上には換気棟を設置しました。
今回の工事はコロニアルグラッサ(樹脂貫仕様)を使用しました。
瓦の重量は約3.6トンでしたが新規屋根重量は下地を入れて約1.7トンです。
工事前と比較すると従来より47%、約2トンの屋根荷重を軽減しました。
見積もり、点検は無料です。
カラーベストには2004年までアスベスト(発がん性物質)が含まれており、葺き替える際にアスベスト飛散防止のための処置を取らなければなりません。
アスベスト含有品は処分費も高いため、上からカバーする工法(重ね葺き)というものがあります。
既存屋根についている棟板金や雪止めを除去して屋根面を平滑にし、その後下葺き材を施工します。換気棟を取り付ける際は、この段階で屋根の頂点部分に電動丸鋸で開口します。
その後、屋根の周囲を板金でできた部品(役物と呼びます)を取り付けていき、本体を施工していきます。
カラーベストと違い、棟周辺部分(屋根面の頂上部)には材木を回し、端部を折り上げて水回りを納めていきます。
最後に棟板金を取り付け、完成です。
金属屋根は高性能なので、近年の屋根リフォームで主流になってきています。
(参考データ)
工期約7日間
使用材料アイジー工業「ガルテクト」
屋根材を「差し替える」工事をご紹介します。
多くの屋根材は、部分交換ができます。
屋根全面を交換すると大きな金額が動きます。
かといって割れた個所をそのまま放置しておくのも良くないです。
部分的に抜け落ちたりしている箇所だけを新しく差し替えることで費用を抑えることが可能です。
他にもヒビがはいっている箇所はシーリングで補修をします。
このような小規模な工事は葺き替えを勧めたり、お断りしている工事店さんも多いですが、ロイドリフォームはお客様のライフスタイルに応じ、小規模工事も喜んで承ります。
この部分を交換する工事を行いました。
クラッキング部分が棟板金に絡んでいるので、まずは部材を取り外します。
割れた屋根材をはがします。
屋根材は互い違いに貼っているので、おさまりの都合上周辺の屋根材もはがす場合があります。
はがした部分の下葺き材を施工しました。
施工完了!
その後足跡をお掃除しました。
正体は棟板金と呼ばれるものです。
我々はこれを棟板金と呼んでいます。
「棟」(むね)とは屋根の角の辺をいいます。
角は雨水が入りやすくなってしまうので、カバーをして漏水を防ぎます。
いろんな材質がありますが、鋼板製が最もポピュラーです。
こちらが現在の屋根状況です。
木材が劣化で痩せてしまい、破損してしまったものです。
特にお問い合わせが多い事例の一つです。
壊れた場所の古い木材を剥がして、下にある屋根材に手を加えます。
このように角を外側に向けることで水が入っても外側に逃げるようにします。
こうしたひと手間でお家の寿命は何年も変わります。
反対側は木材と一緒に破損しています。
ここをシーリングという防水材を使って接着していきます。
屋根材を整えたら新しい木材を張ります。
古い方は見比べるとかなり痩せてしまっています。
最後に、落ちてしまっていた鋼板を上からかぶせて完了です。
ご提案したプラン
01.全部の角っこ(棟)を直す
02.破損している一列を直す
03.破損個所のみを直す
今回は破損個所のみを修理するのがお客様のご希望でした。それぞれメリットデメリット留意点があります。
今は樹脂製の下地材をつかうことで痩せるリスクをほとんどなくすこともできます。(左上)
他にも、通気機能を持たせて湿気を逃がす機能が備わっているものもあります。(右上)
「見た目をイメージチェンジをしたい」というご要望。
お洒落な白いサイディングに仕上げます。
まずは出隅部の装飾レンガを除去し、防水紙を施工。
下地へガッチリ固定できる長さのビスを使います。
見えている材木は「通気胴縁」と言われ外壁の内側に空気層をつくるためのものです。
サッシ回りには専用部材を使用し、外壁仕上げ面よりもサッシが引っ込んでしまう現象をクリアします。
白いサイディングは汚れやすいと思われがちですが、雨水で汚れを落とすことができる親水性能がある商品を使いました。
交換の必要がなかった雨樋や施工しない軒天、破風、バルコニーの内側などの部分は塗装工事を行いました。
外壁の取り合い部分にはシーリング材を装填します。
お客様のご希望でエントランス外構の一部と照明、インターホンの場所を変えることになりました。
配線の露出を防ぐため水切り下に隠しました。
モルタル外壁の上にサイディングを施工しましたので、断熱性や遮音性が確実にアップしています。
同じ家と思えないほどイメージが変わりました!
屋根の専門店ではありますが、こんなこともやっています!
バルコニーの下に部屋がある現場は漏水しやすいです。
うっすらと雨染みが。
強い雨が降ると水が落ちてくるとのこと。
原因がわからないのに工事をする業者もいますが、弊社は極力原因を見つける努力をします。
天井を開口するといくつか雨染みが確認できました。
しばらくすると水が・・・
水切り板金の施工ミスによるものと判明しました。
水切り板金が防水層の中に食い込んで施工されていました。
雨水が水切り下部の折り返しを伝わって建物内に侵入した例です。
屋根は問題なし、劣化が進んだサイディングの一部交換とバルコニー笠木も交換することになりました。
既存の外壁を取り外し、二度と漏水が起こらないように施工していきます。
既存外壁は直貼り(じかばり)工法でした。
直貼り工法は漏水のリスクが非常に高いため、外装リフォームの際は通気工法をお選びください。
2度目の放水検査を行い、キッチン天井を修理、クロス貼り換えにて工事完了しました。
これで安心してお料理もできますね!
(参考)
工事期間7日間、金額30万円
サイディング撤去、復旧(約10㎡)、水切り、笠木下地、板金下地、内装復旧工事含む
「トップライトを開けていないのに雨漏りする」
適正な施工をしたトップライトからの漏水はあまりないのですが、経年劣化が進んだトップライトとアルミ枠のシール材が劣化すると内部に侵入します
調査結果、シール材の劣化が判明。
古いシール材を撤去します。
シール材は変性シリコンよりも対候性に優れるシリコン系シーリングを使います。
古いシーリングを除去し、養生を行ってシーリングを打ち込み、ならしたら完成です。
築年数に応じた定期的なメンテナンスは専門店に頼みましょう。